「国税局、ウーバー配達員の報酬調査を開始 運営社に情報求める」がYahooニュースで配信されましたね。
これ、Uber Eats の配達員に税務調査が入るってことだよね。
恐ろしやぁ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
心当たりのある方は、ドキドキするかもしれませんが、必要以上にビビることはありません。
今からしっかり対策しておくことをオススメします。
税務調査は突然やって来ることはありません
筆者の経験上で言えば、
税務調査は、「ピンポーン、○○税務署です。」ってな感じで、突然やってくるものではありません。
なので、心当たりがあっても、ひとまず安心してください。
まず初めに、事前に電話連絡があります。
この電話で、○○やってますよね?(この場合、ウーバー配達員やってますよね?)的なことを聞かれ、税金納めてませんよね?みたいなことを聞かれると思います。
ここで、嘘は言わないほうがいいです。絶対に。
そのあとに、
「いついつお時間空いてますか?」
「○○用意しておいてください」←通帳の写しとか、明細とか
といった具合に話が進んで、税務調査の日が決まると思います。(だいたい電話から1~2週間後くらいの日になると思います)
ここで、誰かに(会計士や税理士など)相談できる人は相談しておいた方がいいと思います。
筆者の場合は、すべて自分で対応しました。
うまく税務調査を終わらせるために必要なこと
税務調査では、税務署から2人くらいの調査員がやってきます。
おそらく、ここで、当たり外れがあると思います。
当たりの人が来ればいいのですが、外れの人に担当されると大変なことになりかねません。
これは運次第です。
だけど、どんな人が来ても、できるだけ自分を有利な立場にもって行かなければなりません。
なので、次のようなことは絶対にやってはいけません。
- 感情的になること
- マウントを取ろうとすること
- 嘘をつくこと
究極的には、
私は無知でバカなので一から教えてください。ってくらいのスタンスで下手に出るのがいいと思います。
相手も人間ですので、喧嘩を売られれば正論を盾に対抗したくなるでしょうし、いろいろ突っかかられれば、必要以上にあなたに厳しくしたくもなるかもしれませんので。
とにかく、税務署の人を敵視しないで、上手く付き合って行ってください。
味方につけるくらいの勢いで!
そうすれば、少しくらい融通を利いてくれるかもしれませんし、力になってくれるかもしれませんので。
これが一番スムーズに税務調査を終わらせる方法だと思います。
過去○○年まで遡られるのは覚悟しておいてください
税務調査は過去最長7年分調べられます。
ただ、個人の場合ですと長くて5年分くらいだったと思います。
そこで、このタイミングです。
Uber Eats が日本でサービスを開始したのが2016年からですから、きっちり5年経った今このタイミングなのです。
狙ったような今回の動きです。(筆者はそう感じました)
つまり、税金を納めていない心当たりのあなたは、税務署に狙われていたのです。
じっくり時間をかけて。
無駄がなくMAX搾り取れるように。
もし、税金を納めていなければ、過去5年まで遡って(悪質な場合は7年遡って)調査され、その分の税金が徴収され、さらに、延滞税や無申告加算税、重加算税なども徴収される可能性もあります。
徴収されるのはこれだけではありません。
住民税も同様にきっちり徴収されます。
つまり、結構な額のお金を持っていかれることになります。
結構ビビる金額になるのは覚悟しておいてください。
徴収されるお金が手元にない場合は?
Uber Eats の配達員をバリバリやっていて、無申告だった方は、おそらく数十万円から数百万円もの額を徴収されることになるでしょう。
口座に貯えがあればいいのですが、中には貯えがほとんど無い人もいることでしょう。
そんなとき、どのように収めればいいのか?
お金ないのに払えないよ!
不安ですよね。
基本、見逃してもらえる事はありませんので、絶対に払わなければなりません。
なので、お金がない方は、「今、お金がないので」、と素直に相談してみてください。
そうすると、返済計画を立てて、分割払いが可能になるかもしれませんので。
無申告だったので今から申告すれば大丈夫?
1日でも早く申告した方がいいのは確かです。
今から申告するのはとても良いことですが、申告しても税務調査が来る可能性はゼロじゃないことは理解しておいてください。
もしも、申告するときは、去年1年分だけじゃなく、無申告の期間を遡って5年分は申告するようにするといいと思います。
ぶっちゃけ、会計士や税理士に相談するのが良いと思います。
おそらく、白色申告や青色申告とか訳わからないと思いますし、自分一人だけじゃ対応しきれないとも思いますし、それに、ものすごい時間を浪費すると思います。
時間を浪費すると、その分、Uber Eats の収入も少なくなり、負のスパイラルに陥りかねませんので。
まとめ
国税局がウーバー配達員の報酬調査を開始するとのことなので、少なくとも今まで無申告だった Uber Eats の配達員は、税務調査に来られると思っておいた方がよいでしょう。
無申告だった方は、今年からはきちんと申告するように!(過去分も含めて)
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